Noriko Nakano（中野徳子）Composer,Musician,Producer of music projects

Noriko Nakano
2021年8月11日
読了時間: 3分

更新日：6 日前

東京都出身。桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科修了。

4歳よりピアノを始める。小学一年時の秋に国立音楽大学附属小学校へ編入。以降、附属中学校・高校とピアノ専攻で進学。クラシック音楽中心の学生生活を過ごす。

高校生の頃、オーケストラ作品に興味を持ち、打楽器兼ピアノ奏者としてジュニア・フィルハーモニック・オーケストラに入団。指揮者であり作曲家の山本直純氏にアンサンブルとオーケストレーションの基礎を学んだ。

同時期、コントラバス奏者の池松宏氏に出会いピアノからコントラバスへ転向することを決意。1999年、桐朋学園大学にコントラバス専攻で入学。

卒業後、四家卯大ストリングスのメンバーとしてMr.Children、GLAY、Salyu、ONE OK ROCK等の録音や公演に参加。

クラシック、ポップスの現場で演奏家として研鑽を積みながら、並行してアレンジメントや作曲活動を行うようになり、自作曲を演奏する場として音楽プロジェクト "ROSCO MOTION ORCHESTRA" を発足。代表を務める。

【心の奥深くに眠る風景や感情を呼び起こすような音楽、心地良い空間づくり】をモットーに、同世代のプロミュージシャン達の協力を得てクラシックを基軸とした叙情的な音楽を創作・リリースしており、手がけた楽曲は過去にBottega Veneta、Pierre Hermé、HANAE MORI、docomo等のWEBコンテンツやイベントに使用されたほか、2021年第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ短編部門にノミネートされた山下つぼみ監督の短編映画「かの山」では音楽を担当した。

《第51回日本脊椎脊髄病学会学術集会》《慶應大学医学部整形外科学教室開講100周年祝賀会》《帝国華道院いけばな大賞2024 表彰式》など、数多くのレセプションでピアノ演奏及び音楽プロデュースを行うほか、舞台《千と千尋の神隠し中国上海公演》(2025年7月14日-8月17日/上海文化広場) にコントラバス演奏で参加するなど、ピアノ、コントラバス、作編曲、プロデュースと幅広く活動。

また、鷗友学園女子中学高等学校・管弦楽班にて約20年に渡りコントラバスパートのコーチを務め、2016年からは小中学生を対象とした【室内楽体験講座】（主催：ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ　共催：認定NPO法人トリトン･アーツ･ネットワーク/第一生命ホール）でレッスン指導及び演奏補助を行うほか、2019年ミャンマー・ヤンゴンで行われた若手音楽家の為の演奏交流事業【日本･ミャンマー青少年音楽交流プログラム】（主催：住友商事）に携わるなど、クラシック音楽の魅力やアンサンブルの楽しさを、子供達へ、長期的な視点で伝えている。

近年は音楽を主体としたアート・エキシビションの企画実施にも力を入れており、2023年にはベトナムの伝統楽器トルンと日本のいけばなによる共演空間「トルンといけばな」(日越外交関係樹立50周年記念事業/外務省)を企画・プロデュースし、好評を博した。

2025年、福島県双葉郡葛尾村で実施されたアーティスト・イン・レジデンス「Katsurao AIR 2025〜Group & Family Program」に参加。コントラバスを用いた楽器試奏体験や作曲活動を通じて地域の人々と交流を深めるなど、音楽や楽器、生演奏が人の心にもたらす影響と可能性について知見を広げている。

主な業務内容

・作曲、アレンジメント

・アートエキシビション等の企画プロデュース

・演奏家の紹介・マネジメント

・楽器演奏